DR.FEELGOOD


mail 親父

当方27才の男。

親父は家族で会話していても、いつも黙ってタバコを吸っている。中学・高校の頃から、なんだかあまり子供のことに興味はなさそうな感じ。「自分たちの好きなようにやればいい」が口癖。俺が結婚を決めた時、やはり「勝手に自分たちで決めたらいい」と言っていた親父。やはり放置プレイ。


そんなこんなで、こないだ簡単に結納をして、両家が初めて顔を合わせた。初対面ということと、普段行かないような立派なホテルで誰もが緊張していた。


そんな中、親父が相手の親父さんに言った。

「お父さん、少し私からよろしいでしょうか?」

堂々と家族の紹介をする親父。緊張して焦っている様子もない。いつも黙ってタバコを吸っているイメージしかなかった親父が…。すごく頼もしく、また親父の偉大さを痛感して、少し涙が出そうになった。


最後にこんな感じに締めくくった。

「我が家は決して、誰もがうらやむような裕福な家庭ではないと思います。でも、子供達には何が正しくて何が間違っているかということは、きちんと教育してきたつもりです。○○(俺の名前)も、社会の中で決して恥ずかしくない人間だと思っています。ですので、必ず●●さん(妻の名前)と後ろ指を指されることのない、幸せな家庭を築けると信じています。両家がこうしてつながりをもてるようになったこと、非常にうれしく思っています。どうか、これからも末永くよろしくお願いします。」


いつもの「自分で好きなようにすればいい」と言っている親父。でもどこかで子供のことを見守っていて、子供のことを信じて居るんだな。親父には一生勝てない気がする。父親は偉大だと思った。