DR.FEELGOOD


mail 満員電車

雨が降ったり風邪が強かったりすると必ず遅れる地元のJR。

その日は通勤時間前の人身事故も重なって、遅れている上にものすごい混雑。次の電車がいつ来るのか駅員さんたちもわかっていなくて、とりあえず押し込め押し込め状態だった。

中心街に近づくにつれて一駅毎に悪化する人口密度。あと二駅ででっかい駅まで、と来たところで、ドアが閉まらない。

車掌さんが、「次の電車をお待ちください。」と必死で車内放送をしていると突然、もう一つの声が。

「こちら運転手です。皆様、苦しいでしょうが今一歩ずつ中へ詰めてください!それから少しお腹をひっこめてみてください!がんばればできます!」

イライラしていた車内の空気が少し緩んで、ドアも無事に閉まった。

次の駅でも車掌が「次の電車を…」と言いかけたところでさっきの声が

「はい皆さん!もう一度がんばりましょう!少し細くなったつもりで!閉める時言いますからお腹ひっこめて〜ハイ閉めますよ〜!」

ちゃんとドアが閉まる程度に一瞬人が動いて、無事出発。

車掌さんの立場なさすぎてわらけた。